婦人科Q&A

  1. 低置胎盤(辺縁前置胎盤)といわれたのですが、
  2. 「子宮が縮むようなこと」とは、どういう意味でしょうか?
  3. 妊娠と知らないでレントゲンをとってしまいました
  4. インフルエンザのワクチンをしても良いですか?
  5. 温泉は妊娠したらダメなの?
  6. ビールを飲んでも良いですか?

低置胎盤(辺縁前置胎盤)といわれたのですが、

  1. 通常、胎盤は、子宮の奥のほうに(子宮の入り口から離れて)付着します。この胎盤が、子宮の入り口の近くに付着したものを低置胎盤または辺縁といいます。(ちなみに、子宮の入り口を胎盤が覆うものを全置胎盤といいます。)
  2. 低置胎盤や一部の前置胎盤でも、子宮が大きくなると、胎盤の付着部位が子宮の入り口から離れて成長することはよくあることです。(実際は、胎盤は動きません。子宮がおおきくなるとそれにあわせて胎盤の付着部位が子宮の入り口から離れてしまうので、あたかも胎盤が移動したかのように見えます。)
  3. 気をつけることは、出血です。もし、出血があったら、主治医の先生を受診なさってください。
  4. 妊娠中毒症の予防のためには、適度の運動は必要ですが、胎盤が正常の位置になるのを確認するまでは、過激な運動は避けたほうがよいでしょう。日常生活は、普通でよいでしょうが、ジョギング・スイミングなどは主治医の先生の指示にしたがったほうがよいです。SEXは控えたほうが好ましいかもしれません。

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「子宮が縮むようなこと」とは、どういう意味でしょうか?

  1. 一般に子宮が縮むとは、「子宮が硬く(下腹が張る)なること」をいいます。
  2. 何もしなくても子宮が縮むこともありますが、運動とかが刺激になって縮むこともあります。また、おっぱいをもんだり(乳首をもむ)、SEXでも刺激となり子宮が縮みます。ただ、1日の内に数えられるくらいの子宮の縮みの回数は正常と考えてよいです。

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妊娠と知らないでレントゲンをとってしまいました

X線の妊娠(胎児への)に対する影響については、よく相談があります。たとえば、

  1. はきけで内科を受診して、レントゲンをとったが、後で、妊娠と判明した。
  2. 妊娠とは知らずに、歯医者でレントゲンをとった。
  3. 子供さんの病気の検査のためにレントゲン室にいっしょに入った。(プロテクターは着けたけど)などです。・・・・困ったものです。

昔はレントゲン=胎児奇形と判定して、妊娠継続断念というパターンが多かったと思います。100%という保障はできかねますが、まず、心配ありません。気にする必要はありません。

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インフルエンザのワクチンをしても良いですか?

インフルエンザワクチンというのは、インフルエンザウイルス(これが悪さをするおおもと)を鶏卵の中で培養してたくさん作り、このウイルスを取り出し、病原性を除去(死んだウイルス)したものです。ワクチンを注射するということは、インフルエンザを植えつけることです。しかし、死んだインフルエンザなのでなんらインフルエンザの症状はおこりません。こうすることで、からだにインフルエンザに対する免疫を作って、本当のインフルエンザに対して免疫力をつけるのです。
さて、妊娠中や授乳中にワクチンをうっていいものかどうかについては、まだ、何ともいえないのが現状です。なぜかというと、妊婦さんや褥婦さんに注射してその影響を調べたDataがないからです。妊婦さんには、「原則的に注射はしない。しかし、インフルエンザがかなりはやっており、早晩かかるであろう。そういった場合のみ、かからないようにするために注射すること。」という対応でするように指導されております。そこで、

  1. まだ、注射していない人→うがいや手洗いを徹底することで予防する。
  2. もうすでに注射した人→いままでの経験上、インフルエンザにかかった妊婦さんが赤ちゃんの奇形が多いという報告がない、ことより、心配せず妊娠継続して構わないと思います。

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温泉は妊娠したらダメなの?

寒いときは、温泉は最高に気分が良いものです。私も時々利用します。温泉の専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、今まで、温泉による妊婦さんの弊害を聞いたことはありません。指宿や霧島や別府地区の妊婦さんに異常が多いと聞いたことはありません。
温泉の効能は、まず、循環をよくすることだと思います。ですから、むしろ好ましいかもしれません。ただ、長湯をしてのぼせたり、すべってころんだりしてはいけません。
温泉には、「効能書き」が掲示されているはずですので、もし、「妊婦さんは入ってはいけません。」というのがありましたら、ひかえてください。浴びる程度にとどめたほうが無難かもしれません。

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ビールを飲んでも良いですか?

ビールやコーヒーや紅茶など、嗜好品は特に制限はありません。ただ、飲みすぎると赤ちゃんへの影響を考えてしまいますので、ほどほどにしておいたほうが無難でしょう。

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